佐原市を代表する民芸品が切手になりました。
平成11年用年賀50円郵便切手及び平成11年用寄付金付お年玉付50円切手には、千葉県佐原市の「佐原張り子」が描かれています。明治時代末期に始まった佐原張り子は、昔ながらの手張りにより作られており、切手に描かれている餅つきうさぎの他にもだるま、亀車、カニ車、張り子の虎、鯛つりえびす、馬コ花嫁、鈴もちおかめ等があります。
佐原郵便局では平成10年11月13日の切手発行日に、年賀切手発行記念のカードを出しました。
このカードには、下の画像のように、平成11年用年賀50円郵便切手及び平成11年用寄付金付お年玉付50円切手が貼られております。 |
(左)平成11年用年賀50円郵便切手 (右)平成11年用寄付金付お年玉付50円切手(売価53円) 「佐原張り子」は千葉県の伝統的工芸品にも指定されている、歴史ある佐原市 を代表する民芸品です。 その製法は、粘土で作った型に和紙を糊張りし、2〜3日乾燥させてから粘土の型を取りだし、合わせ目を張り合わせてから胡粉、ニカワを練り合わせたものを上塗りし、乾燥させてから泥絵の具で彩色するという、昔ながらの方法です。 全てが手作りですので、ひとつひとつの作品の表情が微妙に違い、全国の愛好家の人気を集めています。
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