船 戸 −−ふなど−−


幣台(やだい)の製作年代 平成9年5月新造
飾り物 神武天皇(じんむてんのう)
飾り物製作年代 明治20年
額の文字 烝衍(じょうえん)
一口メモ 初代の幣台(やだい)は江戸時代に造られたものでしたが、製作から200余年が経過し痛みが目立ってきましたので新造しました。
彫り物に良いものが多いと言われています。




舟戸の幣台(やだい)は平成9年に新しく製作されました。幣台(やだい)は総欅材で作られています。
大天井を飾る人形は「神武天皇」です。
10月に開催される 新宿祭仲川岸 の大人形も「神武天皇」です。

幣台(やだい)の正面の「額字」は、伊能忠敬 の無二の親友であり、また江戸時代末期の最も優れた儒学者と称される、久保木清淵の書で「烝衍」と書かれています。
「楽を奏でて、神々の心をやすめ、また人の心を和らぐ」と言う意味です。

彫り物の構図は、源頼光とその四天王が大江山の酒呑童子を退治している図と、米作り・収穫の秋の図と、お祭りの図を表したものです。

彫られている人物の表情が豊かで、躍動的に表現されています。
優れた彫刻が多い幣台(やだい)としても有名です。





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