仲川岸 −−なかがし−−


幣台(やだい)の製作年代 明治29年
飾り物 神武天皇(じんむてんのう)
飾り物製作年代 明治29年
額の文字 博如天(ひろきこと てんのごとし)
一口メモ 三方正面造りの幣台(やだい)で、通し柱8本で製作してあります。
材料は九州特産の欅の玉目の一本取りです。




現在の幣台(やだい)は、明治29年に造られたもので、材料に欅の玉杢材を用い、八本柱の三方正面造りです。

幣台(やだい)を飾る彫刻は、名工 後藤直政の作で、古来の武士の姿や、古来の米造りなどを春から冬に至るまで連続的に示したもので、非常に興味の持たれる作品です。

大天井にそびえる人形は「神武天皇」で、場面は神武天皇御即位の姿を写し「日本の夜明け」を象徴されたものといわれています。
7月に開催される 本宿祭舟戸 の大人形も「神武天皇」です。

正面の額は、菊花・鳳凰の彫刻で飾れら、明治の著名な書家 巖谷修の筆で「ひろく大きな、いつくしみの心」を意味して「博如天」と記されています。



[西関戸] [南横宿] [下分] [下宿] [東関戸] [北横宿] [上新町]
[下新町] [上中宿] [上宿] [新橋本] [新上川岸] [仲川岸] [下川岸]

[佐原の祭り] [幣台について] [本宿祭] [新宿祭] [佐原ばやし] [年番記録]

[Go HOME]  [E-mail]
Copyright(C)1996-1997 Masami Kohayashi. All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.