西関戸 −−にしせきど−−


幣台(やだい)の製作年代 昭和10年
飾り物 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
飾り物製作年代 昭和15年
額の文字 神威赫奕(しんいかくえき)
一口メモ 嘉永年間(1848-54年)に作成された、龍と唐子群遊の緻密な彫り物が光る幣台(やだい)です。




西関戸は古来より関戸郷として、東関戸 と同じ幣台(やだい)を曳き廻していましたが、昭和10年 東・西関戸で幣台(やだい)を新調しました。

現在の西関戸の幣台(やだい)を飾っている彫刻は、旧関戸郷のもので、嘉永年間に製作された、すばらしい作品です。

大天井を飾る人形は、昭和15年に日本橋人形町の鼠屋により製作された「瓊瓊杵尊」です。
その姿は日本神話の「天孫降臨」で肩に背負うは「草薙の剣」、首には「八坂瓊の勾玉」、両手に「八咫の鏡」を抱え持っています。

幣台(やだい)の正面にある額の文字「神威赫奕」は、明治神宮宮司・海軍大将 有馬良橘の揮毫によるものです。



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