下新町 −−しもしんまち−−


幣台(やだい)の製作年代 文久2年(1862年)
飾り物 浦島太郎(うらしまたろう)
飾り物製作年代 明治12年
額の文字 恩 波
一口メモ 天幕には、金のしめ縄を使っています。
彫り物は中国の水滸伝から題材をとり、彫りも深く重厚な感じです。




下新町の幣台(やだい)は江戸末期の作とされています。
幣台(やだい)の幅は、他の町内より広く、重厚に造られています。

大天井を飾る人形「浦島太郎」は、明治12年に日本橋人形町の鼠屋により製作されました。
「浦島太郎」が竜宮城から乗せてきてくれた亀と別れを惜しんでいる場面を表しております。

幣台(やだい)に取り付けられた彫刻は、中国の水滸伝から題材を選び、名工 石川三之介の手による文久年間の秀作です。
石川三之介は、下宿 の彫刻も手がけております。

しめ縄は本金を使っており、明治22年に東京三越デパートの全身 三井呉服店で購入したものです。



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