周辺観光
古くからの利根川と香取神宮を中心に栄えた佐原には、多くの観光スポットがあります。この中から見どころをご紹介いたします。
香取神宮
香取神宮の御祭神は国譲りの神話として有名な日本書紀に登場する、経津主大神(ふつぬしのおほかみ)、又の御名を伊波比主命(いはひしのみこと)を祀っています。国家鎮護の神・勝運の神として広く信仰を集めています。
その昔、荒ぶる神々が争い、日本の国が乱れていた時、天照大神(伊勢神宮・内宮の御祭神)は国を平定しようとしました。 |
歴史ある町並み
佐原市内をゆったりと蛇行しながら流れる小野川沿や、香取神宮に向かう香取街道沿いの町並みには、江戸時代の名残を留める昔ながらの建物が多数残っております。
佐原市内には木造や蔵造りの町家のほか、土蔵・洋風建築などの伝統的建造物が数多く残り、小野川や柳などの周囲の環境と一体となって、利根川下流域の商業都市としての歴史的背景を伝えています。 |
江戸情緒あふれる小野川のほとりにある板前割烹 真亜房。 |
伊能忠敬記念館
伊能忠敬 は、今から200年前の江戸時代中期に、初めて実測による正確な日本地図を作製するという大事業を達成した人物です。
平成10年5月に、開館した忠敬記念館では、忠敬の人生を年代順に追い、その業績の結晶である伊能図をあますことなく紹介しております。
忠敬は家業や村政に励むかたわら、好きな学問を学び続け、50才から江戸に出て本格的に勉学に励み、55才の老齢の身から17年間にわたり全国測量を行った、生涯学習の日本を代表する人物です。 |
祭り
佐原の祭りは、関東三大山車祭りの一つに数えられている豪快な祭です。絢爛豪華に飾った勇壮な山車が、歴史残る町並みを練り歩きます。
佐原は市内を南北に流れる小野川によって、東側の地域と西側の地域とに区切られています。 |
水生植物園
180万本もの水辺の植物を栽培・展示している水生植物園は、水郷筑波国定公園の水と緑を生かした観光・レクリエーション施設です。
6ヘクタールの園内では水辺の植物を栽培・展示しており、アヤメ属植物は4月下旬から6月下旬が、またハスは7月・8月がそれぞれ最盛期となります。 |
大利根博物館
佐原市立水生植物園 の西側に隣接して建っている、千葉県立大利根博物館は「利根川の自然と歴史」を基本テーマとする博物館です。
県北東部の東下総地方を中心に、利根川下流域の歴史・民俗・自然などに関する資料を展示しています。
館内には利根川水系の地形模型や、水郷地帯の農具の展示、地質時代から近代に至る周辺の歴史の紹介などをしています。 |